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題詠100まとめ

自分らしくない歌もたくさん詠んでしまいましたが、一覧にまとめてみます。
ボツにした歌を含めると200首くらいは詠んだかな。
題詠じゃなければ絶対に詠めなかった歌もたくさん生まれて、
大変勉強になりました。
お気に入りもあるので、あとで好きな歌だけ別にまとめます(こちら)♪

では、黙る子も泣く(?)怒濤の100連発をどうぞ。


笑い合うだけで幸せなんてうそ 私は君の私になりたい(001:笑)

さよならの後も一日一日とつのる想いは行く宛てもなく(002:一日)

「助けて」と言えば泣いちゃいそうだから少しおどけて「HELP!」と叫ぶ(003:助)

君といると丸くなる私、ひだまりの中で丸まる野良猫みたいに(004:ひだまり)

頑張れば明日も土曜も会えるけどもうスケジュールは調整しない(005:調)

火にかけた鍋に次々浮かびくる水玉見つめる深夜の孤独(006:水玉)

ごめんねが言えないランチタイムにはチキンライスに白旗立てる(007:ランチ)

手始めに着飾ることをやめてみてほんとの愛か確かめている(008:飾)

今週はずっとふわふわしています。明日一番に会いにいきます。(009:ふわふわ)

君と二人にぎわう街を歩きつつ背丈の違いすぎを気にしており(010:街)

やきもちを嫉妬と書けば女達ばかりがするかのようで悲しい(011:嫉妬)

「友達」と紹介されて 友達の顔して話しかけてる彼女(012:達)

カタカナ語ばかり使って回りくどい言い方しないで 余計傷付く(013:カタカナ)

曖昧なふたりの距離を火にかけて煮詰めれば こいソースができる(014:煮)

「敷かれてるレールに興味はないのさ」と型にはまった反抗をして(015:型)

Uターンしてもいい頃かもしれず “意地を通せば窮屈”な日々(016:Uターン)

解り合うために言葉はあるんだよ あなたのことをもっと聞かせて(017:解)

だるまさん惚れたら負けよ、この恋をどうとらえるかで生じる格差(018:格差)

丁寧な文字が溢れるノートから立ちのぼる君の幻を抱く(019:ノート)

なぜこんな愛しいのだろ トランプをすれば貧民続きの君が(020:貧)

啄んで裂いて汚して傷付けて君を刻んでそのくちばしで(021:くちばし)

「聖職者」手と手重ねて君は言う 5コマのシェイクスピア論の途中(022:職)

一人きり過ごす夜には置いてったシャツを逆さに羽織って眠る(023:シャツ)

歯ごたえの後に広がる甘い味 君とたまねぎ天ぷらを食む(024:天ぷら)

注ぎ込む熱いコーヒーたっぷりの氷とともに我をも溶かせ(025:氷)

君の好きなピンクを選ぶ義務を終えラメ入りネイルを手にすコンビニ(026:コンビニ)

答えなど既に出ていてそれでもなお孵らぬ卵を抱いていたい(027:既)

透明な壁が二人を隔ててる心の声が聞こえない夜(028:透明)

目を閉じてしゃくしゃくしゃくと噛み砕く林檎はいつも懐かしく鳴る(029:くしゃくしゃ)

「名産が食べたい お前の地元の」とせがまれ厚い牛タンを焼く(030:牛)

別れ際そっと頭のてっぺんにキスしてくれる優しい他人(031:てっぺん)

触れ合っている肌だけを感じれば満たされていく小さな世界(032:世界)

王冠を買ってよ私にお似合いの。誰が主か教えてあげる(033:冠)

待ちぼうけ食った仕返し本棚の秩序を少し乱して帰る(034:序)

落ちるもの:中2の成績、ロンドン橋、雷、ほっぺた、あなたとの恋!(035:ロンドン)

意図的に傷付けようとしてること優しい眉が教えてくれる(036:意図)

顔は見ずにこのまま行こう、ありがとうと書いた藤色のメモを残して(037:藤)

→(やじるし)を辿って早く会いに来て 一方通行じゃもう切ない(038:→)

始発待つ広々としたホームにて昨夜の君の背中を思う(039:広)

ぼんやりとリップクリーム塗りながらめくる「すみれの花の砂糖づけ」(040:すみれ)

こんなにもあなたは遠い 画面越し手が届きそうに感じていても(041:越)

送信の文字をクリックする度に私の欠片も届けてほしい(042:クリック)

奥様も入って来れない狭い部屋関係者以外立ち入り禁止(043:係)

つんとしたところもいずれ癖になる わさびガールと呼んで頂戴(044:わさび)

辛くても逃げたりしない今はまだ第一幕が終わったところ(045:幕)

常識や理性をまとめてゴミにして朝の6時に会いに行きます(046:常識)

警報機みたいに二人を焦らせる 彼女からだと告げる着メロ(047:警)

ゆるい坂 息を切らせて駆け抜ける ただ逢いたくてただあいたくて(048:逢)

ソムリエのような顔してワイン注ぐあなたにすでに酔わされている(049:ソムリエ)

プリンスの登場信じて待っている災い転じて福となす日を(050:災)

笑っちゃうくらいに下手な言い訳をあなたの膝でまた聞いている(051:言い訳)

沖縄の申し子のような人といて沖縄時間で暮らす東京(052:縄)

髪質も爪の形も綺麗だしあなたの子なら妊娠も良い(053:妊娠)

きつくきつくその首筋に手を回す君を誰にも渡したくない(054:首)

1Kの部屋でこっそり挙げる式ここから二人の日々が始まる(055:式)

「聞いていい?アドレス」覗き込む顔が近くて赤外線が熱いです。(056:アドレス)

縁あって一緒にいると好物も似るのか ゆかりおにぎり握る(057:縁)

あの人とあの娘と私がいっぺんに幸せになる魔法が欲しい(058:魔法)

済んだ事は忘れてしまえあの愛の言葉もキスも夜も温度も(059:済)

愛しさを抑えきれなくなった今 もう友達は引退したい(060:引退)

届かない右手 あなたの隣りにはピンクのスカート揺らす恋人(061:ピンク)

ブレーキを握ってゆっくり下る坂 あなたの好きなあの歌のように(062:坂)

うすもやの二人の恋に浮かぶ船ゆらりこのままゆらしていたい(063:ゆらり)

急くことに疲れた神を眠らせる狭く静かな私の宮で(064:宮)

「辞退者が出たため補欠選挙します」立候補者をつのる右側(065:選挙)

生えかけた角にあなたの指が触れ今日も悪魔になれない私(066:角)

写真の中きみが奏でるフルートは心を振るう音なのだろう(067:フルート)

「一人だと食べないでしょ」と母は笑う帰省の夜のごはんは秋刀魚(068:秋刀魚)

中心に立てなくていい隅っこでいいから君の世界にいたい(069:隅)

A B C D E F G H J K アイガドコニモミツカリマセン(070:CD)

満月、ときみが笑ったあの夜から会えないままで痩せて幾月(071:痩)

きみのこと忘れるために歩く街ひらり手に取る瀬戸物ふたつ(072:瀬戸)

マスク越し重ねる唇 流行り風邪ごときに恋はOverさせない(073:マスク)

肩越しに見る天井は揺れていて声にならない夜をのみこむ(074:肩)

「おまけは?」ととぼけた顔で聞いてくるあなたにいってらっしゃいのキス(075:おまけ)

夢に見るのは五年前母国語の違う誰かと住んでいた町(076:住)

トーストから落ちる屑さえ愛らしいあなたの部屋で迎えた朝は(077:屑)

終わったと分かっていてもなお君に今も鳴り止まないアンコール(078:アンコール)

恥ずかしくないよ見ないであげるから あいにく背中は狭いが泣きな(079:恥)

情熱が西へ傾く午後遅く窓辺で君の手紙を閉じる(080:午後)

指に針刺して百年眠りたい早く早く早く会いに来て(081:早)

最後まですがって泣けない弱い虫 源氏蛍は身を焦がします(082:源)

君を待つ夜の憂鬱やり過ごすメランコリアのような頬杖(083:憂鬱)

濁流の中で生まれた感情もやがて静かに河口へと着く(084:河)

クリスマスだからといってはしゃげないあなたと誰かが寄り添う夜に(085:クリスマス)

淡々と繋がる日々に三連符を 君と全力疾走したい(086:符)

ねえダーリン、聞いて。あなたが望むならなんだってしてあげたい気分(087:気分)

赤い糸選んで編んでいるマフラー 愛がこれ以上冷めないように(088:編)

泳ぐのか泳がないのかテストする「誰のピアス?」と目をそらさずに(089:テスト)

長い舌伸ばして甘い蜜を吸う脆くも器用な蝶になりたい(090:長)

まず息を白く曇らせ夜明けごと完璧な冬が近付いてくる(091:冬)

君が溶く筆の茄子紺 夕焼けの空の端から静かに満ちて(092:夕焼け)

少しだけずれたあなたの鼻歌もほんとはわりと好きだったんだ(093:鼻)

高い空の遥か彼方に君はいて鳥にも雲にもなれない私(094:彼方)

花畑広がる卓上カレンダー 君と笑うと花一つ咲く(095:卓)

マイナスを持ち寄り二人寄り添えばゆっくりゼロになってく不思議(096:マイナス)

断りもなく君はゆき、ゆき場所のない想いだけ春まで残る(097:断)

君の手は微量の電気を帯びている触れられるたびピリピリ響く(098:電気)

戻るなら恋の始まり 傷付いて何度泣いても会えるならいい(099:戻)

日曜日まで待てなくて家を出る生まれたばかりの「好き」を届けに(100:好)

テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

Secret

ちいさん、こんにちは☆
100首、ゆっくり拝読いたしました♪
掛詞があったり、小野小町の本歌取りがあったり、すごいことをさりげなくやっていることに気づいて、前から思っていた「ただ者でない感」がさらに増しました☆
11.嫉妬、21.くちばし、35.ロンドン の歌に私はLOVEです
くちばしの歌が特に好きだけど、ちいさんセレクトには入ってないね(笑)
深い愛の裏返しが痛々しくて印象的でした。

ことはさま

ことはさん全部読んで下さったんですか!うう嬉しいです。
でも私はただの者ですよ(笑) 掛詞は好きなんですが、そこにこだわりすぎると歌自体がダメになり難しいですよね^^; 本歌取りは「昔の人は夢に見たい時たしか着物を...」といううろ覚えからスタートしているので実際は誇れるようなものじゃないんです(恥)

くちばしの歌は私も好きで、セレクトに入れるか最後まで迷ったんです。でも「相手は鳥?」という疑問が自分の中でどうしても拭いきれず(爆) しかし!ことはさんの言葉がとても嬉しかったので、早速追加しておきました♪
嫉妬は私には珍しいタイプの歌です。ロンドンは題詠でなければ詠めなかったと思います☆拙い歌たちを読んで下さって本当にありがとうございます!
小林ちい 非婚(今のところ)

お疲れ様でした

ちいさんこんにちは^^
遅くなってしまいましたが、お疲れ様を言いにきました。
100首読ませていただきました☆
ことはさんの仰るように“ただ者じゃない”オーラ、出てます!
好きな10首を挙げますね。


頑張れば明日も土曜も会えるけどもうスケジュールは調整しない

やきもちを嫉妬と書けば女達ばかりがするかのようで悲しい

「友達」と紹介されて友達の顔して話しかけてくる彼女

目を閉じてしゃくしゃくしゃくと噛み砕く林檎はいつも懐かしく鳴る

別れ際そっと頭のてっぺんにキスしてくれる優しい他人

ぼんやりとリップクリーム塗りながらめくる「すみれの花の砂糖づけ」

常識や理性をまとめてゴミにして朝の6時に会いに行きます

きみのこと忘れるために歩く街ひらり手に取る瀬戸物ふたつ

肩越しに見る天井は揺れていて声にならない夜をのみこむ

トーストから落ちる屑さえ愛らしいあなたの部屋で迎えた朝は

イマイさま

イマイさんこんばんは(^^)
初挑戦だったので完走だけを目標に(半ばヤケクソで 笑)頑張りました。
読んでいただけてとても幸せです♪ でも私はほんとフツーの地味な人ですよ^^;

イマイさんの挙げて下さった歌についていくつか。
(もしかしてコピペじゃなくて打って下さいました?感激です)
★くしゃくしゃ:題を見た時「髪をくしゃくしゃにする」しか浮かばず、でも既にそういう歌が沢山あったので、姑息な?手を使いました。この歌に目をとめていただいて嬉しいです。
★てっぺん:これは素の私に近いです。どこか冷めているアラウンド30(笑)
★すみれ:江國香織さんのリップクリームの詩をイメージして詠みました。あの詩を知っている人が見ると意味深な短歌ですね。
★肩越しのうた:これちょっと場面を説明し辛いんですが^^; この歌を好きと言って下さるなんてびっくりです。こういう歌って好き嫌いが別れると思うので。

始めは、(イマイさんの様な連作は無理でも)全部相聞歌にしよう!と意気込んでいました。が、次々出てくる難題に何度もヘコたれました☆でもほんとにいい経験になりました!楽しかったです!イマイセレクト大切にします♪ありがとうございました^^
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