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NHK短歌2011年4月号

発売中のNHK短歌4月号に歌が掲載されています。
佳作です。

「どうしても食べさせたくて」鞄から君はくだけたクッキーを出す
・・・・・・・・・・・・「鞄」東直子先生 選


つい半年前まで両親は共働きでしたが、幼い頃から寂しい思いはそんなにしていなかったと思います。近くに祖父母の家があったし、母が遅いときは父が帰るというようにして、家族の誰かしらがいつもそばにいました。

父も母も、職場でお菓子をいただくと、自分では食べずよく家に持って帰ってきました。「お前たちに食べさせたくて」と大きな鞄から小さなお菓子を取り出します。ぼろぼろに崩れていたり、ぺちゃんこに押しつぶされていたお菓子を、私と弟はなかば競うように分け合って食べました。

歌の中では、父か母かしぼれなかったことと音の好みで「君」としました。君は、父であり、母であり、私の未来の姿でもあればいいなと思います。
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ぷち短「死角」110306

2011/3/6 NHKラジオ 夜はぷちぷちケータイ短歌
テーマ「死角」

彼女から見えない位置で手を振った 困った顔もすてきよ、あなた
・・・・・・・・・・・・・放送内 加藤治郎さん選


私には見せたことない顔するね隣りに彼女がいるってだけで

恋人の隣りで笑うあなたがたまらなく憎らしくなって、
それでもどうしても目がそらせなかった。
私に憎む権利すらないことはよく分かっているつもりでも
苛々が立ちのぼって、頭から湯気が出そう。
いじわるしてやれ。
私のせいで、少しでもあなたの胸が痛めばいい。

彼女から見えない位置で手を振った。困った顔もすてきよ、あなた。


ありがたいことに、今週も読んでいただけました。加藤先生の解釈を聞いた青井アナが「怖っ!」と連発していたのが可笑しかったです。解説があってはじめて歌意が伝わったようでした。誰が手を振ったのかが分かりにくかったのかな。でも怖さ、というよりは可哀想な立ち位置だなあ。相手を困らせるしか出来ないんだもの。「私には~」の一首は学生の頃に詠んだもので、先月「隣り」に出してボツだったものの供養でした。

笹短歌ドットコム「鏡」

笹師範のブログで5首とっていただきました。
題詠「鏡」

・鏡のようにきみの仕草を真似てみてそれでも分からない胸の内

・美容師が延々話しかけて来る鏡の中の目も見ないまま

・泣きぬれた朝も鏡と向き合えばチークを入れるための微笑み

・鏡越し目が合う女 表情を変えずに化粧室を出て行く

・午後の陽を鏡ですくい教室のまどろみの海泳がせてやる



五首は初。そして「リアルな手触りがあってよかった」と励ましの言葉をいただき。涙。
二首目の裏を取るために、〆切直前に美容院に行きました(ちょうど行く時期だっただけですが 笑)。美容院苦手です。オシャレキラキラな人たちが怖いのです(汗)。そんな中必死で確認したところ、目が合わないのは私が逸らすからでした(´・ω・`)へへ

笹短歌はいつも難しくて、出してからああすれば良かったと悔やむことがありますが、今回は投稿後もそらで唱える歌が多く、ある程度納得できているのかも。自分では気に入っていながらも心配だった初句7音の字余りや、切れ、言葉の連なりも、拾ってもらえたと言うことは許容範囲だったのでしょうか。ふう。
とにかく、真っすぐに題と向き合えた点は良かったと思います。

***
と、ここまでは前に書いてあったのだけど、今見たら、1首目が佳作に入ってました。ははは初めてだ(´□`;) 師範、有難うございます!精進します。
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