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NHK短歌大会:レポート

2011年1月22日、快晴の東京都渋谷で平成22年度NHK全国短歌大会が開催されました。昨年に続き、2回目の観覧。東直子さんのサイン本がほしくて開場時に並びましたよ(ミーハー 笑)。スタッフのお姉さんが「サインいろいろあるので、見比べてみて」と言ってくださり感激。2~3冊手にとり、結局一番上にあったヤツにしました(手描きの鳥が一番美人だった気が)。『十階』は小振りの、白と金の装丁が美しい本でした。宝物です。

今年は一人でしたし、周りは凛としたおじいさんおばあさん世代ばかりだったので全く人目を気にすることも無く、笑ったり泣いたり感情丸出しで観覧しました(近くに知っている人がいると、引かれそうで号泣しにくいからね(´・ω・`)笑)

歌人の方の評は31文字の裏にある心情まで汲み取っておられ、大変興味深かったです。
例えば序盤の、穂村さんによる題詠「明」特選への評は、<日常の動作に現れる作者のこだわり>という表面上の歌意から人生観へと思想が広がり、歌の深みが増したと同時に、こんなに読み取ってもらえたら幸せだなあとうらやましくあり。読みの力も併せて付けていきたいなと思いました。
また永田和宏さんの評では、選ばれた歌への評に加えて、去年の大会での河野裕子さんのお姿やその後のことが脳内で蘇って、涙がこぼれました。鼻ぐずぐずしてたし、隣りのおじいさんは気付いていたかもしれないけど、知らんぷりしてくれて良かったです(笑)

会場では無事お友達ともご挨拶できましたし(一瞬だったけど)、大会後に女子会なるものに誘っていただき、お茶へ。おなかいっぱいに 胸いっぱいになりました。初めてお会いした3人の方も、私が一方的にお名前を知っているビックな方ばかりだったので、無理やりお邪魔して申し訳なかったです。でも短歌のことをたくさん話して、最高に幸せでした。

最後に、今年も入選止まりでしたが、記念に2首載せます。成仏!


二十九歳(にじゅうく)の頭を撫でる愛された記憶しかない父のてのひら

注文は私がするわ流行のカフェに慣れずにいる君がいい



投稿直後に母に一首目を電話で伝えたら「すごくいい!すごく好きだなあ!」とベタ誉めしてくれたのですが(←家族だからね 笑)、結局入選止まりで、大会後父に「大きい賞とれかったよ、ごめんね」と写メを送ったら「歌にしてくれただけでいい」と返信あり。
父に撫でてもらった気分になりました。
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NHK短歌2011年2月号

発売中のNHK短歌2月号に歌が掲載されています。
佳作3首です。

コーヒーの豆を挽くのは僕の役、君はカップを温める役
・・・・・・・・・・・・「豆」今野寿美先生 選

チョコレート味の風吹くこの街にあなたを連れてきたいと思う
・・・・・・・・・・・・「街のうた」加藤治郎先生 選

ざぶざぶと布巾をすすぐ君の手に浮く繊細な骨に見とれる
・・・・・・・・・・・・「布」東直子先生 選


1首目:「かっこ」を付けるか迷いましたが、そのまま投稿。コーヒーは豆から挽くほどは好きじゃないけど、カップを温める発想はド○ールバイト時代の経験が活きています。

2首目:いつか歌にしようと思っていた内容で、日の目を見せられて嬉しいです。今の街に越してきたとき、甘い風が吹くことに気付き狂喜乱舞しました(←言いすぎ 笑)。チョコ工場からの香りがむせかえるほど甘く、その風だけでおなか 胸がいっぱいになります。

3首目:お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、ちょうど一年前に この道を …加藤先生の「家事・仕事のうた」で入選した下の歌の続編です。

 君の手が洗い流したスプーンを白い布巾で受ける幸せ

食器を洗わせた挙げ句、布巾までしぼらせて、ひどくこき使ってますね(^^;)手が好きなせいで大変マニアックな視点になってしまった、恥ずかしい一首です。


というわけで3首取っていただきました。
これを記念し、ふきん男子募集中です!どしどしご応募下さい←(笑)

ぷち短「記念日」110116

2011/1/16 NHKラジオ 夜はぷちぷちケータイ短歌
企画テーマ「記念日」

越してきたときの孤独を忘れない七月十日は一人で過ごす
・・・・・・・・・・・・・放送外 石川美南さん選


この歌は半真半偽(半分本当、半分嘘という今考えた造語)です。

7月10日は私にとって大切な日です。
大学を卒業した年、ワーキングホリデーのためドキドキで出国した日であり、偶然ですが、今住んでいる街へ越してきた日もまた、数年後のこの日でした。どちらも新しい環境へ身を投じた、思い出深い日です。
(留学や突然の上京、周囲には「なんと無茶なw」と驚かれることがありましたが、私は数年に一度、こういう訳の分からない大胆な決断をするんですなー。怖いね。)
7月、というところがミソです。就職だって留学だって、普通は(やろうと思えば)4月からのはず。でも私の場合、物理的な面や気持ちの準備ができるまでに3ヶ月くらい長く時間がかかるのだと思います。
大きな希望と、同じくらいの不安を抱えて歩き出したこの日が来ると、私は毎年少しだけ背筋を伸ばしたい気持ちになります。(でも積極的に孤独になるのでなく、なるべく今年は誰かと過ごしたいです。←ここが歌とは違う「偽」の部分(笑))

1月のうた

今月のうたです。
感想、アドバイス等お聞かせください(^^)


用もなく呼んだ何回も何回もあなたの「なに?」が聞きたくてまた

稲妻の速さで脳を駆け抜けて言葉は消える影を濃くして

詩人にも鳥にもなれない左手を白いノートに添わせる夜更け

好きだった雲は流れて木枯らしに揺れて悲しむのみのみのむし

最後にしてあげたいことは何だろうベーグルに塗るクリームチーズ

<未来2011/1月号より抜粋>


ややー、暗いですな(笑)新春早々まっ暗です。
ぐるぐるもがいています。もぐもぐ。←食べてはいるから心配不要。
生まれながらの詩人に憧れる今日この頃です。

お元気ですか、寒いですね!
関係ないけどクリームチーズ好きです♪トーストに塗るだけだけど(笑)
↑そこベーグルじゃないんかい(´・ω・`)

ぷち短「日記」110109

2011/1/9 NHKラジオ 夜はぷちぷちケータイ短歌
企画テーマ「日記」

ダイアリの中なら私たちはまだ笑って会える間柄です
・・・・・・・・・・・・・放送外 加藤治郎先生選

書きたくて仕方なかった日の日記 はやる気持ちが文字に出ている
・・・・・・・・・・・・・放送外 だいたひかるさん選


1首目は「あ」の音いっぱいにしました。何となくですが。
ダイアリという語は私のクセなのですが、単語の最後に伸ばす音が来る語は伸ばさない!(←強気だな 笑)例えばカウンタとか。でもコーヒーはコーヒーだな。うーん、気分です(笑)確かきっかけは何かの小説の影響だったと思いますが、手帳に記入する際、伸ばす棒ぶんのスペースを省略できるから、けっこうクセになってます。ひどい時はカーディガンをカデと書く(笑)。ま、私しか読まないからね。

日記は手帳にごちゃっと書き込むことが多いです。その時の記憶が鮮明に蘇ってくるので、嬉しかったり悲しかったりしたことは書き留めておきたいですね。読み返してみると、特に大きな感情の変化があった日は文字も焦っていて汚いので、その体験が2首目につながっています。

新年ごあいさつ

2011nenga3

新年あけましておめでとうございます。


昨年は出会いに恵まれ、
また新しい一歩を踏み出した思い出深い一年となりました。
今年も たくさんボケて たくさんの歌を詠んで
実り多い時間にしたいと思っております。

ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。


2011年1月吉日

小林ちい
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