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題詠2011あとがき☆

※この記事は個人的な裏話となっております。(これ去年と同じやり口だな(笑))
ただだらだらとどうでもいい話が続きますので、お暇なときにでもご覧下さい(´・ω・`)
苦労話は要らないけど、100首読んでもいいよという奇特な方はこちらへどうぞ。

11月に入って走ることを決めた題詠ですが、前半はいろいろ忙しくて手がつけられず、「今年はどんな手で行こうかな~」とざっくり考えていました(去年は男女交互の視点で100首、とルールを決めたんですよ)。今年のしばり候補としては…
 A、100首ぜんぶダジャレを折込む
 B、恋の歌を一首も詠まない
 C、ぶ、文語…とか…
等あったけど、ぜんぶ無理だろと一蹴(笑)、結局「なりきって」詠むことに。
主人公は共学に通う高2男子。フツーの明るい少年を書くつもりが、だんだん私の性格が主人公に反映されてしまい、途中からうじうじ悩みっぱなし。可哀想なことをしました(笑)
でもテーマを決めてからは、気分は男子高校生で楽しかった!
口が悪いのは親(私)譲りです(一人称「俺」と「僕」を行ったり来たりしますが、ありですよね)。途中むずがゆい展開になるのはお約束(高2のくせに重いけど 笑)。愛すべき友人や家族のおかげで、散らかっているけど居心地の良い100首になりました。

途中、どうにも難しい題があって(「耕・寿・債」など。他にも多々)、くじけそうになりましたが走り終えればそれもいい思い出\(´▽`)/ 書き忘れたエピソードや、回収し忘れた伏線もあって反省は山積みですが、まあいいっしょー!(←おい)
題詠でなければ絶対に詠めない歌との出会いが毎年宝物です♪ご覧頂き感謝します。
ありがとうございました。
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題詠100まとめ2011

題詠2011まとめ「とるに足らない」

001:初
俺たちは慣れることなき道を行く初心者マークも貼らないままに

002:幸
山盛りのフライドポテト 金子には金子の見つけた幸せがある

003:細
屋上に出る階段で擦れ違う女ヤンキーの細すぎる眉

004:まさか
まさか古典小テストかよとか言ってあいつ満点取るつもりだぜ

005:姿
登校の後ろ姿に恋をして帰る頃にはもう忘れてる

006:困
最近は「困ったわね」が口癖の母親がいて一緒に飯を食う

007:耕
ONE PIECEだけは欠かさず読むという土井の晴耕雨読の暮らし

008:下手
校門の手前で女子が下手くそに髪を編みだす服装検査日

009:寒
「寒かったでしょう。あたりな」姉ちゃんがヒーターの前を譲ってくれる

010:駆
「抜け駆けはなしですからね」と念を押す恋に目覚めた学級委員

011:ゲーム
ゲームすら夢中になれない人間に何ができると思う、先生

012:堅
堅実に歩む親父を見下した自分が特別だと過信して

013:故
元カノと合コンをする橋本の温故知新の斬新な解釈

014:残
用もなく居残っている窓際の席にお前の鞄見つけて

015:とりあえず
「とりあえず付き合ってみることにした、どう思う?」って俺に聞くなよ

016:絹
(絹糸の髪に触れたい閉じこもる幼なじみの繭を破いて)

017:失
失ったものを数える十七の身体が既に失ったもの

018:準備
学祭の準備は進む熱くなる学級委員をからかいながら

019:層
一枚ずつ層を剥がして食うんだなお前は今もミルクレープを

020:幻
幻のお宝だぜと土井が言う分かるよどうせエロいことだろ

021:洗
コンタクトを洗浄液に浸すとき俺はぼやけるほんとうの俺が

022:でたらめ
でたらめに弦を弾けば俺だけのこの時だけの歌が生まれる

023:蜂
知らねえよお前のグロスの色なんて蜂蜜成分配合なんて

024:謝
ぶつかればちゃんと謝る金髪の下の意外とかわいい素顔

025:ミステリー
ミステリー要素を少し加えたら楽しくなりだす物理の課題

026:震
好きなやつなんていねえよ 少しだけ震えた声が透ける夕暮れ

027:水
水色はあいつが似合うと言った色くたびれたシャツたたまず捨てる

028:説
姉ちゃんが留学すると言い出してまず母さんを説き伏せている

029:公式
公式に代入しても分からない俺には何が待っているのか

030:遅
手遅れと言われる方が楽になる生まれた時から死に向かう俺

031:電
電源と電波が無ければ一日ももたない僕ら(これは退化か)

032:町
町中に秋降りてくる一斉にけやき並木の葉を踊らせて

033:奇跡
思いのほか大声が出たどんくさい金子の奇跡的なシュートに

034:掃
スカートが濡れたと恵美が騒いでたプール掃除の遠い夏の日

035:罪
数々の恋を殺した橋本が罪を告白する更衣室

036:暑
寒がりなお前も笑っているだろう秋を忘れる今日の暑さに

037:ポーズ
携帯の空き容量が埋まるまでダサいポーズで写真を撮ろう

038:抱
姉ちゃんが抱きしめさせろと寄ってくる嫌だよどうせ酔ってるんだろ

039:庭
サッカー部エースのパスが校庭を大きく斜めに横切っていく

040:伝
伝えたいことが確かにあったはず 起きたら忘れる夢の法則

041:さっぱり
通ってもさっぱり上手くならなくてやめてしまった習字教室

042:至
靴ひもを結び直して歩いてくやがては海に至る砂利道

043:寿
一人では不老長寿も意味がない明日あいつとスタバへ行こう

044:護
心臓を傷から守る保護シート今秋ロフトが売り出すらしい

045:幼稚
縁石の上をそろそろ歩いてく幼稚な恵美の紺のソックス

046:奏
間奏を鳴らし続けろこの曲に最後のサビはまだ早すぎる

047:態
受動態を能動態に書き換える例題に動詞《love》は使うな

048:束
約束もできないくせに初デートの予習に勤しむ学級委員

049:方法
傷付ける方法ばかり思いつくうんと笑わせたいだけなのに

050:酒
未成年だって酔いたい夜があり酒屋の前をゆっくり過ぎる

051:漕
自転車は確かに進む両足に力を込めて漕いだ分だけ

052:芯
逆さまのペンケースからぽろぽろとシャーペンの芯落ちて、霧雨

053:なう
「いつまいらいふなうおーねばー」ボンジョヴィも土井にかかれば立派な日本語

054:丼
学食のカツ丼ばかり食い続け金子が丸みを帯びる晩秋

055:虚
虚しさを知るのはずっと後のこと幼なじみの役を選んで

056:摘
摘み取れば枯れるコスモス 今ここにお前がいない、いない、寂しい

057:ライバル
ライバルが云々よりもこの恋に参加表明するのが先か

058:帆
家族のことは家族で解決するもので、姉の古びた一澤帆布

059:騒
騒がしい姉と静かな弟はこれでいて良いバランスである

060:直
不器用な親父は「父」であるために素直に笑ったりもできない

061:有無
「今日帰り付き合え」有無を言わせない、隙を見せない作戦で行く

062:墓
掘るごとに墓穴の土を山にして俺のモーグルみたいな軌跡

063:丈
身長は変わらないのに袖丈の少し足りない親父のスーツ

064:おやつ
いつかこの時間を懐かしむだろう教室で食うおやつはコロン

065:羽
三羽いて二羽飛び立って二羽戻りさてなぜ俺は孤独でしょうか

066:豚
母さんが豚汁を煮る おかわりのために一番大きな鍋で

067:励
温かな励ますような雨が降る学級委員の眼鏡を濡らし

068:コットン
よく馴染むコットン100のTシャツを胸が騒いで眠れぬ夜は

069:箸
長い長い箸の話を思い出す安心しろよ食べさせてやる

070:介
厄介なことは避けたい 身をかわす所作だけ美しくなっていく

071:謡
同じ過去を、例えば同じ童謡を知っているというだけの幸せ

072:汚
「汚いと嫌われるかも、女って本能的に爪を見るんだ」

073:自然
あまりにも不自然すぎる偶然に恵美は笑って言う「待ち伏せね?」

074:刃
変遷を恐れていては進めないカッターの刃をパキンと折った

075:朱
朱鷺の鳴き声を知らない僕たちがそれぞれの手で守るべきもの

076:ツリー
早すぎるツリーにお前は駆け寄ってオーナメントに紛れてしまう

077:狂
世界中の時計よ狂え引き寄せられる磁石のような女を乗せて

078:卵
少女から大人に変わる 卵焼きは甘いやつしか食べない恵美が

079:雑
前触れもなく手を取った雑踏の波にたじろぐ子どものようで

080:結婚
「先生は結婚します」祝福の風吹く朝のホームルームに

081:配
東北に育つ僕らは雪の降る気配を風の中に嗅ぎ取る

082:万
ストーブに灯油を足せば夜半過ぎて100万都市に初雪の降る

083:溝
笑い合う度に僕らは近くなるクラスメイトに溝は要らない

084:総
生徒会総会をエスケープして二人がたどり着く資料室

085:フルーツ
二人して息をひそめる背徳はメントスグレープフルーツの味

086:貴
意を決して発する「貴方が好きです」の「あ」で「知ってる」と言われてしまう

087:閉
目を閉じたお前が悪い 無意識に(いや意識して)引き寄せられる

088:湧
枯れきった大地に水が湧き出して緑がよみがえるようなキス

089:成
玄関に姉のトランク 明日には成田へ向かう姉のトランク

090:そもそも
泣くほどのことかよそもそもシドニーは地球だ、火星ならばまだしも

091:債
不良債権であろう俺を両親は姉と同じに愛してくれる

092:念
念ずれば花開くとは中学の校長がよく言ってた言葉

093:迫
早足で高ニの終りが迫り来る言葉にならない不安を連れて

094:裂
日々生まれ変わり続ける僕たちは細胞分裂を繰り返し

095:遠慮
遠慮して引っ込めた手を力尽くでひっぱってくれるような友達

096:取
数々の取捨選択を通り過ぎ僕たちが今立っている場所

097:毎
大切な人が近くに居るだけのとるに足らない毎日が良い

098:味
新しい味のコロンが出ただけで騒がしくなる二年六組

099:惑
「戸惑えばいいんだ初めてのことは」親父の手の中ビールが温む

100:完
寄り道の多い道程 未完成な僕らのままで走り続ける

完走報告(小林ちい)

ふー。完走できて一安心しました。
今年は参加を諦めようかと思っていましたが、11月に入ってざわざわしだし、やっぱり走ることにしました。中旬からぽつぽつ詠み出して、実質10日くらいでしょうか。今日23日は28首詠みました(笑)多分、人生最多です。本当息切れぜーぜーです。
でもゴールできて本当に良かった!
主催の五十嵐様、今年もありがとうございました(^^)

100:完(小林ちい)

寄り道の多い道程 未完成な僕らのままで走り続ける

099:惑(小林ちい)

「戸惑えばいいんだ初めてのことは」親父の手の中ビールが温む

098:味(小林ちい)

新しい味のコロンが出ただけで騒がしくなる二年六組

097:毎(小林ちい)

大切な人が近くに居るだけのとるに足らない毎日が良い

096:取(小林ちい)

数々の取捨選択を通り過ぎ僕たちが今立っている場所

095:遠慮(小林ちい)

遠慮して引っ込めた手を力尽くでひっぱってくれるような友達

094:裂(小林ちい)

日々生まれ変わり続ける僕たちは細胞分裂を繰り返し
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